欠席            第10回船橋

2014年はスタートから欠席。夏までは現地レポートが難しそうな状況…。

欠席            第9回船橋

欠席が続く    第3回船橋〜第8回船橋

このところ、ずっと馬場に足を運ぶことができず、レポートが中断しており申し訳ございません。地方競馬が盛り上がる冬の開催だけは、しっかり報告したいと思います。

好天とGWに恵まれ大盛況    第2回船橋

かしわ記念は約2万人 

2013年第2回ふなばし
かしわ記念が祝日と重なり大盛況

第2回船橋競馬はかしわ記念を皮切りに好天に恵まれた中での開催となりました。重賞のかしわ記念は2番人気のホッコータルマエが優勝、5着までJRAの馬が独占しました(詳細は船橋競馬のwebサイトで こちら)。なお、かしわ記念の売得金は809,654,200円となり、同レースの最高レコードを更新、来場者数1万8430人(子供は除く)と大盛況でした。

 

新投票所も順調に稼働

船橋競馬場 新投票所
新しい投票所も好評

今開催から稼働している新投票所。パドック横、スタンド裏の好立地(?)にあるためか多くの方が利用していました。とくに空調が効いた清潔な環境は女性の方が利用しやすい雰囲気です。

なお、正門近くにあったインフォメーション・ブースは新投票所内に移転。船橋なりにワンランク、アップしました。

今開催デビューの木佐貫騎手が初勝利

木佐貫騎手
今開催で初勝利を挙げた木佐貫騎手

今年の新人ジョッキー、木佐貫泰佑騎手(川島正一厩舎)は5月9日、第1Rでスマートディプロマ号に騎乗しデビューから9戦目にして初勝利を挙げました。今開催の騎乗成績は15戦1勝、2着3回・3着1回となかなかの好成績。今後の活躍に期待がかかります。

(写真は5月10日・第6Rでナエマに騎乗する木佐貫騎手。結果は2着)

今年の話題だろうけど……

エルザブバント
ローエングリン産駒のエルザブラパント

ロゴタイプ、ゴットフリートの活躍によって今年は何かと話題になるであろうローエングリン。その産駒はJRAよりも地方で走る機会が多く、第2回船橋5日目にもローエングリン産駒の2頭が出走しました。

結果は6Rのエルザブラバントが8着、7Rのオルカが12着とイマイチ盛り上がりにかける結果に。今のところ人気を裏切って激走するようなタイプは少ない印象。

 

オルカ
ローエングリン産駒のオルカ

ヘイルトゥリーズン系、いやサンデーサイレンス系が溢れている種牡馬の中で新しいノーザンダンサー系の血、もしくはジャパンカップでお披露目された馬の血を残すことがローエンングリンの使命。そのためにも地方競馬で確実に走る馬が望まれるところ。今年の繁殖シーズンに新たな風を入れるためにも、産駒の地方での活躍に期待したいです。

余計なお世話だろうけど……

船橋競馬場では、所属騎手の初勝利やメモリアル勝利には写真のようなポスター掲示や表彰でファンにお知らせするのですが……。

ポスターの記述、初勝利の日付が5月10日となってしまっています。初勝利は9日の第1Rで、表彰式が10日です。余計なお世話かもしれませんが……。


雨、雨、晴れ、晴れ… 第1回船橋

雨に祟られたマリーンカップ JRA組がワン・ツー・スリー

2013年4月1日からはじまった第1回船橋は、前半は冷たい雨、後半はポカポカ陽気の天気に左右された開催。とくに3日目にはダートグレード競走のマリーンカップ(JpnⅢ)が実施されたにもかかわらず、台風並みの大雨に祟られ入場者数は約1,600人と淋しい限り。レースも1着は1番人気のメ―デイア、2、3着もJRA組となり三連複は300円という盛り上がりのない内容になってしまいました。

JRA交流戦は“実力差”でフルーツサンデーが勝利

フルーツサンデー
フルーツサンデーと今野多忠成騎手。

第4日目にはJRA未勝利馬と地方所属の3歳馬が実力を競う交流戦。ここは5戦2勝、前走の交流戦で2着のフルーツサンデー(川島正行厩舎)が圧倒的1番人気に。大雨後の脚抜きがよい“重”馬場で健脚を披露しJRA未勝利馬を一蹴。鞍上の今野騎手も未勝利馬相手にマリーンカップ4着のウサを晴らす形となりました。

 

コスモナイスガイ
2着のコスモナイスガイ

2着にはパドックで馬体の良さがやたらと目立ったコスモナイスガイ(JRA:柴崎勇厩舎)。中央ではまだ1戦しか走っていませんが(交流戦2戦)、未勝利脱出もそう遠くないと予感させるレース内容でした。

改修工事進行中 その4

船橋競馬場の新しいエスカレーター
船橋競馬場の新しいエスカレーター

これまでリポートしてきた新エスカレーターが遂に完成し、パドック横から3Fスタンドへ直通となりました。唐突にスタンドに連結されたこのエスカレーター、何が便利になったのかイマイチわからなかったのですが、お昼どきにその疑問はすっきり解決。3Fスタンドの飲食店にすごく行きやすくなったのです。

いままで2Fスタンドで観戦・食事していた人も、これで3Fに行く機会が増えるかと思われます。

船橋グルメ

ここ数年、全国各地の競馬場売店のサービス内容は大幅に向上した感もありますが、ここ船橋競馬場のイチオシは田久保さんのもつ焼き(3F東側)。一度火を通した串にも目の前で炙りなおしてくれるので、香ばしい状態で食べられます。

船橋競馬場、田久保のもつ煮丼
もつ煮丼 500円

串焼き以外にも、もつ煮単品やもつ煮丼、もつカレーなど、腹にたまるがっつりメニューもあります。こちらはもつ煮丼500円。


スターホース出現なるか ダイオライト記念 第12回船橋

オースミイチバン、逃げ切りV

オースミイチバン
レース序盤で先頭に立つオースミイチバン。順番は違うが写真の前5頭が掲示板に。

南関東競馬、2012年度の最後のビッグレースは第58回ダイオライト記念。昨年はワンダーアキュート、フリオーソが馬券対象外(4着、5着)になるなど、波乱とはいかないまでも微妙に乱れるこのレース。今年は… どんな結末だったのでしょうか。

JRAから参戦した4頭の中では一番の人気薄、オースミイチバン(全体では6番人気)が序盤で先頭に立ってペースを握り、直線に入ってもきっちり逃げ粘り優勝。圧倒的な人気を背負ったハタノヴァンクールは直線で追い上げるもクビ差届かず2着。ですが、惜しいというより“やられた”感のある敗戦でした。やはり一本かぶりは恐いですね。

ダートグレード競走はサッカーの天皇杯か?

交流戦の体系が整えば整うほど、明確になっていくのが中央・地方の実力差。すでに言うまでもなく、中央⇒南関東(ときに笠松)⇒その他の地方競馬の構成となっていてサッカーでいえば、J1⇒J2⇒JFLのようなピラミッドにより明確に近づきつつあると感じます。

今回のダイオライト記念では1着~4着がJRAの馬。5着が船橋の馬ということで、着順と人気の“ズレ”は別としても誰もが予想できた結果かと思います。

では、いつもJRAの馬が勝つ交流戦(ダートグレード競走)は、今後ファンから見放されるのでしょうか? 少し見方を変えて、サッカーでいえば天皇杯のような“下剋上”を楽しむのが正しい応援の仕方かもしれません。

J2のチームがJ1に勝つのは“簡単ではないがあり得ないことでもない。ときには大物食いの試合を観るのも楽しい”。これが多くのサッカーファンの天皇杯の楽しみ方ではないでしょうか。

船橋競馬を応援する地元サポーターは、ホームトラックから輩出されるスターホースを長い目で追いかけ続ける。第2のフリオーソ出現は来年は難しそうだけど、5年後にはいるかもしれない。そんな期待と応援の仕方がよいのかなと思います。

JRA参加組のなかでは一番の人気薄、出走馬全体では45.9倍で6番人気のオースミイチバン。パドックでは、“状態よく走りそうな馬”に見えました。きっと多くの方もそう思ったに違いありません。

馬券を買った人のほとんどが、新聞の印と過去の実績比較で購入したかと思われ、オッズと実際の馬券対象確率とにズレが生じてしまったのではないでしょうか。

レースが終わって写真を見れば、“勝っても不思議ではない馬”に見えてきます。

ハタノヴァンクール
単勝1.2倍と圧倒的な支持を集めたハタノヴァンクール。破れたものの、ある意味人気に十分に応えました。
JRA組で2番人気のソリタリーキング。もし先頭でレースをしていたら1着だったかも。パドックでも11番と遜色なしでした。
JRA組で2番人気のソリタリーキング。もし先頭でレースをしていたら1着だったかも。パドックでも11番と遜色なしでした。
JRA組3番人気のクラシカルノヴァ。まさに3番人気か4番人気の雰囲気でパドックを周回していました。外枠な分、割り引いて考えるべきでした。
JRA組3番人気のクラシカルノヴァ。まさに3番人気か4番人気の雰囲気でパドックを周回していました。外枠な分、割り引いて考えるべきでした。

騎手のきもち レースの後に振り返ると

周回中は気づきません。がレース後に写真を見ると、四位騎手は“まいったなぁ〜1.2倍かよ。ウオッカじゃないのに”とぼやき、川島騎手は“おっ、人気薄。思い切って逃げれるナ”とニヤけているような気が…。


オッズマジック 一本かぶりの解

枠連と馬連のオッズ逆転現象、地方競馬ではたまにあることですが、やはり今回も起こってしまいました。

画像は南関東競馬のWebサイトの一部(ちょっと見づらいですが)、普通枠複2,190円に対し馬複が1,630円。560円の差は痛いという印象。

これは、関東人は気が短く “オッズなんか気にしてられっか。ゴチャゴチャ言ってねえで、とっとと買っちまいな” と購入しているのも一因ですが、“理由なき1本かぶり”が引き起こした悲劇ともいえます。大切なお金です。こまめにチェックしてよいお買い物を。

改修工事進行中 その3

今まで、開催ごとにお伝えしてきた“スタンド改修工事進行中”ですが、よく考えたら、スタンドはほとんどいじらずに、馬券販売所を新たに設置する工事。なので、スタンド改修とは言えないと思い、“改修工事”に表現を格下げいたします。

来期の5月開催、かしわ記念のときには、みなさんに使っていただけそうな進行具合です。

2月開催のレポートでも報じましたが、あの鉄骨はやはりエスカレータでした。3階スタンドに直結しているいるようなのですが、やや唐突の感じがします。古いスタンドにドーンと接着剤で着けたみたいな、デザイン性をあまり考慮に入れていないリフォーム。これも船橋だからこそ、でしょうか。

同じおカネを使うなら、もう少し“おサレ”にも気をつかったほうがいいような気がしますが……。まぁ、最終形に期待しましょう。


春待ち競馬の2月開催     第11回船橋

乾いた砂でのレース展開は…

2013年2月4日、立春。テレビでは“暦の上では春です”とお天気キャスターの方が言っていますが、どうも納得がいかない春の定義。どうやら東洋の暦では、冬至と夏至を基準に春夏秋冬を割り当てており、気温などの変化が基準にはなっている訳ではないとのこと。納得です。

今開催のメインは3日目、2月6日の報知グランプリ。SⅢにしては名の通った馬たちが揃いそう。でもダート重賞全体としては(フェブラリーS、エンブレス杯があるものの)落ち着いた2月。その分、重賞ローテーションに気をとらわれず、勝負がかりの他場の厩舎が本気参戦。

そんな第11回船橋競馬開幕初日は春の気配を感じさせる陽気。このところの乾燥でコースの表面はパッサパッサの埃っぽい状態。3R終了後には散水車登場。この湿り気のおかげでコース表面も落ち着き、観戦しやすい状態になりました。パサパサと砂煙モクモクが解消され、実力を発揮し損ねる馬も減るのでは。 (追記:2月6日の雨で状況は一転。足抜けよいコースに)

 

森泰斗騎手の900勝達成表彰

森泰斗騎手
900勝達成の森泰斗騎手(写真は初日3R)

船橋所属の森泰斗騎手が1月21日に大井で900勝を達成。その表彰式が2月5日、第8R終了後に行われます。平成10年4月のデビューから9,932戦目で達成したメモリアル勝利。このまま順調に活躍を続ければ、今年の初秋には1,000勝達成でしょうか。期待しています。

勝利へのドレスコード

パドックでのスーツもしくはネクタイ着用、ここ船橋でも多く見かけるようになりました。大抵は、馬主や厩舎の決めごとか口取りを想定してのことでしょうが、厩務員の方の手間を考えると、つい応援したくなります。

馬券に迷ったときは引き姿が凛々しくみえた馬から買うこともアリ。もちろんオッズとの相談ではありますが。ちなみに今日、2月4日のレース結果の一部をご紹介すると…。

 

ホワイトハート
3R1着ホワイトハート(1番人気。馬主・吉田照哉氏)
コロンブ
3R2着コロンブ(3番人気。馬主・奥平眞治氏)

グリーンボウル
5R1着グリーンボウル(馬主・玉腰勇吉氏)
ザキャップ
5R2着ザキャップ(馬主・玉腰勇吉氏)

ばんえい競馬のPRイベント

船橋競馬場でのばんえい競馬のPR

今開催のイベント第一弾として、ばんえい競馬のPRが行われました。ばんえい競馬は日本で、いや世界で唯一帯広で行われている公営競馬ですが、他の地方競馬同様に存続させるには厳しい状況が続いてきました。しかし、コースの凍結対策によって通年開催を実現したことや他場での場外発売、楽天競馬などのインターネット投票などで、現状の危機を乗り越えつつあります。

この日はばんえい競馬のメイン2レース分が場外発売され、馬券購入者を対象としたお楽しみ企画もあり、なかなか好評でした。今後の普及、ファン獲得を応援しています。

ステキな競馬研究家・山崎エリカさんが来場

山崎エリカ
予想をお披露目する山崎エリカさん

独自の指数で予想を展開、TVや雑誌などに登場する機会も多い競馬研究家の山崎エリカさんが来場。今回はご本人も宣伝大使をされている“ばんえい十勝“”のPRとメインレースの予想解説のための来場。

ステージに集まったファンを前に、わかりやすく的確にばんえい競馬の魅力をひとりトーク。また、予想コーナーでは、ばんえい競馬に精通する競馬研究家として、考え抜いた予想理論を展開させていました。

山崎エリカ

山崎エリカさんは最近『逃げ馬を極めて億を稼ぐ』(競馬王新書)という馬券指南書を上梓。競馬予想の枠にお笑い芸人やアイドルが起用される風潮の中、プロの予想家(研究家)として活躍中です。

TV出演、週刊誌・雑誌への執筆、トークライブ(“場立ち予想”とも言いますが…)と幅広い活動で、多くのファンから支持されています。笑顔がステキな山崎さんの今後の活躍に注目。

スタンド改修工事進行中 その2

船橋競馬場のスタンド改修工事 2013年2月
これは階段?エスカレータ??

早いピッチで工事は進んでいます。この赤い鉄骨は何? どうやら3階直通のエスカレータの基礎のようにも見えますが。春が楽しみです(改修工事計画の取材できておらず申し訳ないです)。


年明け開催はフリオーソ引退式   第10回船橋

年明け開催は御神本のカタメ打ち

御神本訓史
御神本騎手は初日に5戦3勝のかため打ち

2013年1月7日、船橋ケイバの新年初日。正月気分がギリギリ残る場内ですが、レースのほうは人気馬の勝ちが多く、イマイチ華やかさに欠ける馬券が続いていました。

そんな中、5鞍乗って3勝を挙げたのが大井所属の御神本騎手。人気サイドではありましたが着実にアタマでもってくる技量は今年も健在。今年は中央競馬でもブレイクするのでしょうか。

ありがとう フリオーソ

フリオーソ 引退式
地方競馬の雄フリオーソの引退式は8R終了後に行われた

船橋のファンには説明する必要もないのですが、帝王賞、川崎記念をはじめ数多くの重賞タイトルを獲得した地方競馬の雄、フリオーソの引退式が本日(2013年1月7日)、第8レースの終了後に行われました。最終レース終了後はファンとの口取り記念撮影も行われ、その人気ぶりと軌跡の偉大さを改めて感じました。

スタンド改修工事進行中

船橋競馬場 スタンド設備改修工事
春には新たな姿になるとのこと。おしゃれな変身に期待

今まで販売窓口があったエリアを取り壊して、新しい施設を建設中。春頃には完成予定とのこと。船橋競馬場の近くは、ららぽーとTOKYO BAYやIKEAなど工夫を凝らした商業施設が並んでいるエリア。これらに負けない、おしゃれでカッコいい施設を希望します。

千葉県調教師会の公式サイトはこちら

千葉県調教師会の公式ブログはこちら