フラワーカップ

桜花賞への参加表明、ラストチャンスのフラワーカップ。本番まで中2週の1800メートル戦、結果が直結するかは微妙なところで、その馬の能力次第でしょうか。どうも今年の顔ぶれは、ここで勝っても桜花賞では?? の馬たちのような気がします。唯一の2勝馬、タプロームも距離が長いと思われたか1番人気には推されずモヤモヤした位置。こんなレースは何か別の楽しみはないかと探してみると……梶騎手騎乗のアルファアリアでしょうか。

このアルファアリア、約3年ぶりの勝利を梶騎手にプレゼントしただけではなく、初戦は15番人気で2着、3走目は10番人気で初勝利と穴党ファンにも幸せを分配。 使い出しが芝2000mで以降も2000、1800と使われながら結果はちゃんと残しているあたり、相手関係はさておき好感が持てます。先週のクラウンロゼではないですが、関係者をハッピーにさせる、そんな類の馬かもしれません。

梶騎手は今年の騎乗回数がまだ5回、そのうち3回が同馬となると、明日はどんな気持ちでまたがるのでしょうか。馬券よりも騎手再生のプチドラマに興味あり、です。こんなストーリーが好きな方、ぜひワイド馬券で観劇参加してみては。

結果⇒梶騎手はレース終了後、他馬の故障落馬に巻き込まれ落馬負傷。ドラマは再生物語ではなく試練系へと展開。