セントライト記念

ダービー馬不在の秋のクラシックロード。

おそらく今後もプロ野球界と同様に海外流出は防ぎ様もなく、競馬ファンも三冠にはこだわらない “割り切り” が必要かも。

 

ダービーが甲子園なら、菊花賞は大学野球。注目度は高校野球のほうが高いけど、プロで生き残れる確立は大学組のほうが高い(馬も人も“怪物系”は除く)。

 

セントライト記念では、そんな目で2年後にオールカマーや目黒記念を勝ちそうな馬を探すのも楽しみのひとつ。 見回したところ、残念ながら遅れてきた怪物はいない模様。では、3歳重賞常連組の中から有望株を探すと、ここでの勝ち負けは別として、ヒラボクディープのローテはオトナの戦績。いつどこで花開くのか楽しみにしたい1頭。

 

このレースで周囲を脅かす馬として、サイモンラムセスはどうでしょう?

千四からマイルばかり走ってここを使う陣営の本音を聞いてみたいけれど、基礎体力づくりの“ダッシュ”を繰り返してきたかのような戦績。

 

10戦中8戦が3着内率と、応援してくれたファンを裏切らない堅実さは古馬オープンでは重要な要素。評価する人は少ないでしょうが、陣営が本気ならばBAYスポも乗っかります。