欠席 第1回中山
2014年の年明け開催も結局現地に足を運べず最終日となってしまいました。できるだけ早く復活させて、皆様に競馬場のライブ感をお伝えできるようにします。
しばし忍耐。
欠席 第5回中山
欠席 第4回中山
第4回中山は残念ながら欠席してしまいました。
第5回はグランプリに向けて盛り上がっていく馬場の様子を伝えたいと思います。
春の嵐に悩まされ 第3回中山
2013年3月23日にはじまった第3回中山開催、ポカポカ陽気が続いたと思えば強風や強い雨に悩まされる変化の激しい天候の下での開催。当然、芝コースの痛みも激しく、仮柵を設置しても内ラチ沿いはボコボコしている模様。
皐月賞1週前の4月7日の第6日目、ちょうど2000mのレースがありました。3歳未勝利戦ではありますが、騎手の方だけではなくファンもコース状態を把握するのにちょうどよいレースだったかと思います。
本来の野芝は傷みが激しそうですが、オーバーシードで生えてきた洋芝の育ちがよく、素人が見ても“ちょっと伸びすぎなんじゃない?”と思うほど。JRAの発表によると4月4日に肥料を施したようで、さらに伸びることが予想されます。写真はゴール前200メートル付近の芝の様子(第5Rの返し馬なので走る向きは逆です)。
皐月賞当日は前目、前目でレースを運び、4コーナーでは馬場中央から先頭に立ち(ラチ沿いではなく)、坂下からの加速で後ろを引き離す…そんな感じが勝ち馬のイメージです。大外を廻って結果を残すのは難しそうな芝です。
4月7日、中山のメインは春雷ステークス。桜花賞のウラ開催なので控えめの番組ですが、芝の1200mに集まったメンバーは高松宮記念には調整が間に合わなかったか、実力不足の馬たち。
よって人気も割れてちょっと難しいレースでしたが、勝ったのは園田から転厩してきたポアゾンブラック。着拾いでモタつくことなくズバッとオープン勝ちを決めてしまいました。このレース残念だったのは1番人気のオリービン。向こう正面で騎手が手綱を引くシーンがありましたが、何があったのかよくわからず、最後の直線もおとなしくシンガリで入線。馬が無事であればよいのですが。
今回のメンバーで元気のある馬は、おそらく夏の短距離シリーズに参加することと思います。また新潟で逢いましょう。
第3回中山ではイベントとして、個性ある競馬のプロたちが一歩踏み込んだ予想を披露するオープン型レーシングセミナーを4週連続で開催。
4月7日は桜花賞当日とあって、競馬の女子トークをテーマに進行。司会はレースセミナーではすっかりおなじみ、元SDN48の津田麻莉奈さん、ゲストはBS11で競馬番組のキャスターを務める谷桃子さんと全国のウィンズでのイベントで大人気の立花優美さん。
お三人ともプライベートの時間でも競馬をしっかりと楽しんでいるとのこと。ステージではそれぞれの個性と経験を基に中山のメインと桜花賞の予想を披露していました。
MCとしてステージをまわしながらも上手に自分のコメントを入れる津田さんは、所持金ギリギリでも勝負する熱い勝負師であることを告白。関西弁のイントネーションも関東人にとっては、とても心地よく聞こえます、谷さんは、その容貌に違わず(?)、“がっちり守りの馬券派”だそうです。馬券はワイドを上手に活用するようでした。
立花さんは、原良馬さん直伝の理論とデータが予想の基盤。中途半端な競馬ファンでは歯が立たないくらい“背骨”がしっかりした見解を聞かせていただきました。
さて、今回のテーマの中心、桜花賞予想では3人ともクロフネサプライズを馬券対象にすることで“かぶって”ましたが、立花さんはアユサン△、レッドオーヴァル▲で名前を挙げていました。
クラシックロード、最終章 第2回中山
3月17日、中山競馬場で行われた第62回スプリングステークス。朝日杯勝ちのロゴタイプ、きさらぎ賞勝ちのタマモベストプレイなど、ここまでの重賞ウィナーには一目置かれるものの、“賞金が足りているウマは本気で走らない”といった論調が新聞では目立っておりました。
しかし、実際にパドックで馬を見れば、重賞勝ち組の馬体は充実しており、走る気マンマン。もし関係者サイドに“ムリして勝たなくても…”との考えがあったとしても、本番まで中3週、馬の闘争心を削ぐようなことは避けるはず。勝ったロゴタイプは闘争心が顔に出ちゃうタイプ。誰の目にも“やる気だな”と映ったはず。
この馬、2歳戦特攻型の早熟馬か否かで迷っていましたが、どうやら理解力のある子供、いわゆる“マセガキ”なんだなと感じました。ほかの馬が急に成長しなければ、まだまだ世代上位でいられると感じます。
前走、京成杯を勝ちながら人気がイマイチだったフェイムゲーム。今回も直線伸びてきましたが前には届かず4着。でもみてください、まだ子供じみた幼い顔。この雰囲気で4着まで差し込んできたのだから、実力負けか惜敗か、皐月賞当日のオッズが楽しみです。
ただ、どの賞金上位馬にも“負けてもいいや”の雰囲気はなかったように感じます。ヒトの思惑って難しいですね。
第2回中山から中央所属騎手としてデビューした戸崎圭太騎手。7日目には人気馬への騎乗が集中し4勝し、最終週は計6勝をマーク。3月17日時点で11勝、ここ数年はリーディング争いがあまり取り沙汰されなくなりましたが、もしもこの勢いでリーディング争いに加わることがあれば、すごく“熱い世界”になってくること確実。そんな楽しみが増えるなら、しばらくは戸崎騎手を応援です。(写真は圧倒的1番人気ながら8頭だての4着になってしまったカムフィー)
1ヶ月後に皐月賞を迎える中山競馬場ですが、今開催の8日間でウチ埒の芝はかなりダメージを受け、茶色い“地肌”がむき出しになるほど。もちろん、芝の種を蒔くオーバーシードも施すでしょうし、3日目からは仮柵コースとなる予定なので余計な心配はいらないのでしょうが、ちょっと気になります。第3回の初日・2日目で馬場の中央部分、つまり仮柵設置後のウチ埒が傷まなければよいのですが。
今年はここまでの暖かさで、当日は4コーナーの桜もすでに散っているでしょうから、ターフだけは皐月賞らしい光景であってほしいと願うばかり。JRA造園課の皆様の実力に期待しております。
2日目・中山記念 ナカヤマナイト
現在放牧中。次走は安田記念か鳴尾記念(もしくはその前に1走)。安田、鳴尾が調整走りで宝塚記念狙いが陣営の本心と伝える報道も。
3日目・オーシャンS サクラゴスペル
高松宮記念。 4番人気あたりでしょうか。
4日目・弥生賞 カミノタサハラ
当然、皐月賞です。
6日目・中山牝馬S マイネイサベル
福島牝馬Sへの出走が有力視されています。
7日目・フラワーC サクラプレジール
未定。
8日目・スプリングS ロゴタイプ
順調であれば皐月賞。
今年の景気はいかに? 第1回中山
2013年第1回中山初日。指定席は早々に完売し、スタンドも3レースくらいから混雑しはじめパドックにも多くの人、ヒト、ひと。最終入場者数は52,000人近くと昨年の3割増、場内には昨年までの停滞感を一掃したい!という空気が漂っていました。ライブのワクワク感を求めて寒さの中でも競馬場に来てしまう元気とヤル気。こんな姿勢が競馬界でも、ニッポン国内でもずっと続くことを願います。
かわった馬名ながらも短距離路線で活躍しGⅠウィナーにまでなったオレハマッテルゼ。初年度からハナズゴールなどの活躍馬を送り出すものの目立った結果は残せず2012年世代(2010年産まれ)の中央登録馬は48頭。その中の2頭が初日第4Rのメイクデビュー戦で顔を揃えました。
結果は6番人気のニイラゴンゴが8着。10番人気のオレモマッテタゼが13着。このままでは“おもしろ馬名”の血脈を残していくのは非常に厳しい状況。がんばってほしい。
上記に同じく第4レースのメイクデビューで勝ったのは1番人気のラッキーマイラブ。横山典弘騎手は2013年の初勝利。この後タッチミーノットで今年の初重賞をいち早く獲得。今年も安定した活躍間違いなし。
なお、このレースで2着となったトウカイアムール、落ち着いたレース運びが目につきました。相手選びさえ間違えなければ近々に勝ちあがれそうな雰囲気。ちょっと期待したいです。